雇用管理サポートシステム

事例No.087

○主な事業:特養 ○法人形態:社会福祉法人・社協 ○地区:関東

取組内容

1.求人募集広告の内容について、事業所の特徴(処遇等)を主体に記載している。

2.非正規職員から正規職員への転換制度を規定で明確にした。

3.ボーナス査定方法、昇給査定方法及び昇格制度を明示している。

1年間の自己評価に併せて上司が評価を行い、その結果について、施設長と本人が話し合い納得した上で決定している。

取組の背景

1.求人募集広告は数多く掲載されており、求職者に対して、事業所の特徴をアピールする必要があった。(給与自体は、社会福祉法人のモデルがあり、他社もほぼ同じである)  介護保険からの収入は決まっているが、経営者は経理的にギリギリまで検討して、毎年ボーナスと昇給を実施する必要があると認識している。

2.入社時は本人の家庭の事情等でパートでの勤務を希望していたが、その後の本人の状況変化により、正規職員になることを希望する人がでてきた。

3.本人にボーナス額及び昇給額を決める理由を充分に認識させる必要があった。(自己評価と上司の評価にギャップが生じ易く、良い点と不足している部分を認識して貰う必要があった)

取組の効果

1.ボーナスが支給されている他、昇給も実施していることから、職員の満足度が高く、その口コミ等もあって、応募者も多く、採用が容易になった。

2.正規職員への転換の道があり、モラール向上につながっている。

3.ボーナス支給及び昇給についてのトラブルが少なくなり、モラール及び定着率の向上に繋がっている。