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グループホーム 株式会社 九州

事例No.0683

1.取組の背景

 取組を行うこととなった背景には、①職員の利用者への対応や介護技術を統一したい ②それぞれの業務を行うだけでなく、なぜ行っているのか意味を考える習慣をつけてほしい ③若い職員に成長してほしい ④ICT「見守りあんしんくん」を有効活用したい ⑤夜間、利用者様の転倒防止のため1時間ごとに巡回しているが、精神的・身体的負担を小さくしたい ⑥職員の仕事やプライベートの充実感を向上させたい ⑦夜間の見守り業務に関する仕組みやルールが属人的になっていることを解決したい といったことがあった。

 

2.取組の内容

「夜間業務の見直しと利用者のアセスメントを行い、見守りセンサーの利用とコール対応のルールを作成して、職員の負担軽減と利用者の満足度向上を図る」というテーマで次の活動を実施した。
①利用者のアセスメントを行い、コール対応の優先順位とセンサー利用者を決定した 
②夜間見守りについてそれぞれの利用者に応じた対応方法を検討した。ルールを作成し、見える化をおこなうことで、見守り業務や個別業務の改善が図られ職員の負担軽減につながった。また、利用者への新たなサービス提供として、入浴時の安心、安全を考え車椅子で入浴可能な「介護浴槽」を導入した。利用者の満足度向上にもつながった。今回の夜間の見守りにおける取組では、利用者それぞれに応じた対応を実践した。これを他の業務にも拡大して、新たな余力を生み出し、利用者と職員の満足度向上につなげていくこととした。また、テクノロジーの活用についても幅を広げることで、さらなる業務効率向上と負担軽減を図っていくこととした。

3.取組の効果(改善点)

改善活動に取り組む中で職員同士の対話が増えることで、職場内が活性化した。また、夜勤業務におけるコール対応の優先順位と利用者に応じた対応方法のルール化(見える化)と「見守りくん(アームス)」の導入により、夜勤業務において同時に複数のコールが鳴った場合の優先順位のつけ方が改善した。改善前には「迷いがある」との回答が40%だったが、改善後には0%になった。また、「余裕を持って業務が出来ているか」については、20%から50%に改善した。職員の精神的負担の軽減に繋がった。車椅子で入浴可能な「介護浴槽」を導入したことにより、昼間の職員の負担軽減に繋がった。利用者の安心、安全を考えた取組であり、利用者の満足度向上にも繋がっている。また、今回の取組が若い職員の育成にも繋がった。職員の退職も1名にとどまり、改善の成果が出ている。

 

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