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介護老人保健施設 その他 北陸甲信越・東海

事例No.0634

取組の背景

令和2年度の「介護分野における人材確保のための雇用管理改善推進事業」に参加して「シンプルなキャリアパス」を作成することが出来た。当事業への参加をきっかけに、雇用管理改善に取り組むことになった。

取組の内容

(1)法人内ローテーション

当事業所と2つの病院間で人事異動を行っている。特にリーダークラスの職員には病院での急性期患者を担当してもらい、疾病に関する見聞も深めている。離職防止と定着促進のために当事業所から病院への人事異動を行うケースも有る。

(2)外国人雇用

当法人独自に外国人職員対象の奨学金制度が有り、5年間当法人で就労した場合には返済を免除している。外国人職員には引っ越し時等のサポートや住居手当の支給なども含め、生活全般においてサポートを行っている。

(3)介護助手

県の令和3年度元気高齢者の介護助手モデル事業に参加し、介護助手2名を採用した。うち1名は令和4年度も継続して勤務している。1日3時間、週4日程度の短時間勤務で、身体的介助を行わない介護周辺業務を担っている。

(4)介護ロボットの導入

業務の効率化のために介護ロボットの導入を検討していた際、経済産業省の介護ロボット補助金のことを知り、当補助金を活用して介護ロボットの導入に至った。

取組の効果(改善点)

(1)法人内ローテーション

職員が法人内の病院へ異動することにより、疾病に関する知識等見聞を深める事が出来た。また、当事業所職員と病院職員間のコミュニケーションが深まった。その結果、当事業所と病院の間でスムーズに連携を取ることが出来るようになった。

(2)外国人労働者の受け入れについて

 

将来的な人材不足に備えることができた。また、日本人スタッフにとっても外国人職員の働きは刺激になっている。外国人スタッフとのコミュニケーションを図るため、県が作成した「方言マニュアル」を活用し、お互いの文化を知る機会を設けている。

(3)介護助手の採用

 

介護助手がシーツ交換、環境整備、とろみ茶づくり、タオルたたみなどの周辺業務を担当したことにより、介護職員としての専門的な業務に専念できるようになり、科学的介護の実践にも繋がるきっかけとなった。人生経験が豊富な介護助手から利用者とのコミュニケーション方法を学び、職員にとっても良い刺激となった。

(4)介護ロボットの導入

ロボットタスクチームの活動を通じて、介護ロボットを導入することが目的ではなく、働きやすい職場を作ることが目的だという認識を職員が持つようになった。見守りロボット導入の効果として、「無駄な訪室が減った」「利用者の行動パターンが可視化され適切なケアができる」という声があった。

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