雇用管理サポートシステム

事例No.062

○主な事業:老健 ○法人形態:医療法人 ○地区:近畿

取組内容

1.採用募集に際し、有経験者に対する優遇制度等を募集要項に記載、面接時において具体的に説明している。

2.就職希望者には、面接の実施等素早い対応をしている。

3.各方面の実習校、施設等からの実習生に対し、指導・教育するとともに生徒の就職先としてもアピールしている。

4.定着管理の面においては、人事考課制度を導入している。

取組の背景

人事考課制度について 定着を考えた時、介護職員の多くは給与面の待遇はもとより他の要素つまり働きがい(やりがい)を求めており、自分の働きに対する評価が、大きなウエイトを占めている。この要素を満たすのが人事考課制度であると考えている。そのため施設の目標、フロアーの目標、個々の目標管理を行いこれらの達成度の評価を行い、昇給・賞与・昇格に反映させ行った事・行った分は必ず本人のプラスになる様に仕組みづくりを行い定着の向上につなげている。

取組の効果

1.これらの取組の結果、平成20年の職員の離職率は10.5%となり前年より約5%の改善につながっている。

2.人事考課制度の導入により個々(施設・フロアー)の目標が、ハッキリと示され、何をするのか・どうするのかといった考え行動する意識が高まり、職員が一体となり目標達成意識が生まれている。