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介護老人保健施設
社会福祉法人・社協
北海道・東北
事例No.0055
取組内容
- お試し就労の実施
無資格未経験者が働き甲斐のある仕事として「介護業務」が認識できるよう、約2週間のお試し就労期間を設け、終了後、両者面談の上、就労の意思決定ができるように配慮する。 - 採用条件説明の際、採用条件のみならず、業務状況や、理念・目標・働き甲斐についても言及し、夢を持って従事できるように配慮する。
- ヘルパー2級資格養成機関と連携し、ヘルパー2級取得講習会を、当所在地で開催する。
- 年2回面談し、業務状況や目標等を聴聞する場を設ける。
- 法人内他施設、他職種に異動することにより、スキルアップと働き甲斐の醸成から定着アップを図る。
取組の背景
- 以前は、ヘルパー2級以上の有資格者を採用していたところであるが、応募者不足により、無資格未経験者も応募可としたことから、介護業務内容の認識がない状態で就労者が増加してきた。実際に介護業務に携わってみるとイメージが相違するという理由で、短期間で離職するケースが増加してきた。
- 介護業務は3K(きつい、汚い、危険)に加えて賃金が低いと言われていることで、求人しても応募者が少ない。
- 同一施設同一業務に長期間配置になると、勤労意欲が減退してしまう。
取組の効果
- お試し就労期間を設けることにより、介護業務を肌で感じることができるので、就労意欲が醸成され、正式な雇用契約に繋がった。
- 働き甲斐を理解することにより、就労後明るく楽しく仕事ができた。
- ホームヘルパー2級資格を取得することにより、業務に自信を持って取り組むことができた。
- 面談により、業務改善や、異動の意向を把握することができ、勤務意欲の向上と定着に繋がった。
- 人事異動により、勤務意欲向上と定着に繋がった。