雇用管理サポートシステム

事例No.510

○主な事業:特養 ○法人形態:社会福祉法人・社協 ○地区:九州

取組の背景

 長年にわたり介護に対する職員の取組姿勢を見てきて、利用者様やご家族に満足していただける 質の高い介護は、職員の心が伴わなければできないと感じていた。職員一人一人の個性に合った豊かな人間性を育て、介護の仕事に使命感を持ってもらいたい。質の高い介護を行うために必要なものは、資格・経験以上に、人の為に積極的に自分を役立てようとする心である。
 そういう心を育てなければと考え、職員の介護力と人間としての成長を把握できる取組を行った。

取組の内容

・年1回、正規職員に記述式の自己申告書を提出してもらうようにした。

・提出された自己申告書に基づき、職員一人一人と面談し、この1年間で達成したこと、向上した能 力、職員の意見や要望、今後の目標などを話し合った。

・自己申告書には「チームへの貢献」「会社への貢献」「向上した介護技術」「自分の成長したと思う ところ」「昇給を希望する額と理由」を書いてもらうようにした。

・その結果に基づいて昇給額を決定するようにした。

・昇給額は無茶な金額でない限り、できるだけ職員の希望を尊重するようにした。

・希望する額以上の能力の向上が認められるときは、希望額以上の昇級を行うようにした。

取組の効果(改善点)

・年1回、職員一人一人と話し合いの機会を持つことによって、会社が常に職員のことを気にかけていることを認識してもらうことができた。

・職員それぞれがチームの輪を大切にするようになり、利用者様の状態を把握し、適切な介護を心がけるようになってきた。

・会社に対する職員の信頼度が強くなり、職員全体のモチベーションが向上し、職員のわがままが 減少してきた。