雇用管理サポートシステム

事例No.051

○主な事業:有料老人ホーム ○法人形態:民間会社 ○地区:近畿

取組内容

1.面接時又は面接後、施設見学、業務見学を行う。

2.入社自己紹介カードを通用口に掲示する。全スタッフが、新しいスタッフを迎える気持ちになり、声かけのきっかけを作る。

3.入社1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月には、特に人事の方で声をかけ、様子を確認する。担当のリーダーにも様子を伺い、スタッフ皆で見守り支援する。

4.介護職の制服の改善(ブラウスからポロシャツへ一部変更)

取組の背景

1.入社後の業務内容の理解不一致による退職があった。特に看護師は仕事の内容が分からず、不安のまま入社があった。

2.多くのスタッフがいる中、他部署であったり、フロアが違うと入社にも気づかない、退職したことも気づかないことがあった。

3.特に数ヶ月で退職する人が多かった。新人の定着率が悪い。

4.働きやすい職場、満足度アップため、少しでもスタッフの意見を取り入れたい。

取組の効果

1.納得して入社され、業務内容の理解不一致、早期退職はなくなった。

2.在職スタッフが新しいスタッフに興味を持ち、食堂や廊下でも声がかけやすく、コミュニケーションがとりやすい。他部署だから相談できることもあり、部署を超えての交流も増え、働く仲間の絆も深まる。定着率アップにもつながる。

3.不安や分からないことを相談してくれるようになり、その時々に早くに解決でき、定着してくれる。中には、支援 しても無理なこともある。

4.スタッフの不満が軽減。