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北陸甲信越・東海
事例No.0478
取組の背景
賃金の決定方法、昇給システムの運用が年功によるところが大きく、業務内容、能力と賃金の関係について、職員間で不公平感が出てきている。
このままでは優秀な人材の流出、また、人材確保の妨げにつながっていく恐れがある。
取組の内容
介護労働安定センターに相談し、コンサルタントのアドバイスを受け、改善のため、以下のような取り組みを行った。
- 人事評価の方法として、悪い点の評価だけではない新しい基準を設けるとともに、サービスの質の向上につなげるべく、施設としてのサービス到達点(目標)を具体化し、マニュアルとして見える化した。
- サービス到達点マニュアルをもとに業務能力をランク区分し、業務内容,項目毎に個人能力評価シートを作成し、各職員毎の能力評価を行えるようにした。
取組の効果(改善点)
- 評価シートに基づき管理者による各職員の能力評価を行い、優れている点、不足している点を具体的、客観的に示すことができた。
- 今後、管理者と当該職員の面談による相互理解を深めるとともに、賃金、処遇の適正化、及び将来の昇給、昇格に必要な成長ポイントの指導へとつなげていきたい。