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有料老人ホーム 民間会社 北海道・東北

事例No.0450

取組の背景

①開設1年を経過して職員の意識に変化が出始めている。
利用者に対し傾聴するという姿勢が薄くなってきている。
職員の業務に平等性が無いという話が聞こえてくる。

②施設の運営方針の再構築と、職員への展開をどのようにすればよいのか悩んでいる。

③職員の資質向上を図っていくために、施設内研修計画をどの様に作成し、実行していくか検討したい。

取組の内容

①1年を振返った上での現状認識及びこれからの事業運営に対する姿勢について、介護人材育成コンサルタントによる集団講話を、社長を含め職員に対して実施した。

(主なテーマ)
(1)開所1年を経過した事業主と介護職員の変化が、利用者に及ぼす影響について
(2)チームワークの大切さ
(3)信頼関係と接遇マナー

②系統的な施設内組織、事務分掌等についてたたき台を作り協議を進めた。全員で共通認識を深めることについて外部のアドバイスを受けた。

③施設内研修については、継続的な研修を行っていくこととした。

  • (1)ケアマネジメントの基本視点をしっかりと押さえる必要があること
  • (2)アセスメントの必要性・重要性をしっかりと認識する必要があること
  • (3)バイステックの原則を意識した介護が必要であること
  • (4)意欲を引き出す働きかけが必要であること

施設長・生活相談員・介護代表で協議をしながら年間計画を作成することについて、外部のアドバイスを受けた。

取組の効果(改善点)

  • 施設長は、介護や事業運営の経験が無く、無我夢中で事業運営を1年間行ってきたが、本当の意味での介護事業運営について一歩踏み出せた。
  • 担当者会議、職員会議はもとより、現場からも前向きな意見が出るようになってきた。
  • 資質向上のための施設内研修計画を、担当者と協議し、実行に向かって策定中である。

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