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特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設) 民間会社 北海道・東北

事例No.0447

取組の背景

①早出残業の取扱いと労働時間の管理について職員から不満の声があった。

②休憩をきちんと取れていない。

取組の内容

①早出の取扱いを含め実態を把握するために、出勤状況の調査を行い、出勤時間の正しい把握を行った。
リーダーを含め全員に「労働時間」「残業」「休憩」等の意味、定義などを完全に理解させた。リーダー会議、職員会議などを何度も開催し、問題点の洗い出し、対応策の検討、決定事項の周知を徹底的に行った。
業務が残った時は、他の人に残務を繋ぐか、書面(時間外命令書)で上司の決裁を受け残業を行うように改めた。

②休憩室を男女別に休憩できるよう改装し、休憩の取りやすい環境を作った。
また、リーダーが自ら声かけして休憩に入るようにした。

③勤務時間を意識して効率良く業務を行うこと、決めたルールは崩さない強い信念が必要だということを全員に理解(意識)させた。
また、リーダーは、強い意識を持って改革に取組むこととし、時間内で業務を終了させ帰ることができるよう努力させた。

取組の効果(改善点)

  • 取組みを始めた時は、取組みの徹底のために残業時間は増加したが、その後、時間管理の取組みに慣れてくると残業時間は大幅に減少した。
  • 全員が言葉の意味を良く理解し、納得して業務に就いている。
  • 職員の余暇の時間も確保され、家族からの評価なども上昇している。

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