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有料老人ホーム
民間会社
中国・四国
事例No.0440
取組の背景(相談内容)
代表は、教育訓練を重視し、毎月第3木曜日に「チーム会」と称して、勉強会を11年間継続していた。しかし、介護事故が発生してしまった(認知症の利用者が、歩けないことを忘れ、立ち上がり転倒し、大腿骨を骨折した)。介護事故の防止や情報共有等について、何かよい方法がないだろうか。
取組内容(支援内容)
①平成23年度雇用管理責任者講習「リスクマネジメント」資料の提供を受け、学んだ。
(トラブル・クレーム報告書やカンファレンス記録、事例について特に説明を受けた)
②ヘルスカウンセラーの相談援助の提案を受け、「介護事故&ヒヤリハット」の講習を実施した。
(1)講師に、なぜ、今回このテーマになったかという事業所の経緯を伝え、事業所の意向に添うような内容になるよう調整を図った。
(2)参考図書「事故・トラブルをなくすための3つの原則」を活用し、重大事故がおきている施設・事業所の共通点について講師から説明を受けた。
③平成23年度雇用管理責任者講習「介護労働者の安全衛生」資料の提供を受けた。
取組の効果(改善点)
①自分たちに合う、継続できる方法を模索し始めた。
(1)自分の失敗を出しやすい環境を作る(ビックリした結果報告でよい)。
(2)できるだけ簡単なフォーマットで記録に時間がかからないようにする。
(3)情報を共有できる工夫を行う。
②職員を「ヒヤリハット」の外部研修へ参加させる段取りをした。
(改善に対する熱意と実行力が感じられた)
③自分たちに合う方法を模索するため、情報・支援の収集を行う重要性を認識した。