雇用管理サポートシステム

事例No.421

○主な事業:特養 ○法人形態:民間会社 ○地区:近畿

取組の内容

1 採用管理・定着管理、2 能力開発・キャリア管理、3 労働時間・配置管理、 4 賃金管理・評価制度  5 その他・両立支援

1.採用時に会社の理念を説明し、理念に合わない人は採用しない。

2.雇入時の研修において、起業の思い、理念、方針についてオリエンテーションし、十分理解してもらい、年2回開催の全体会議では理念を深めようと3つの理念を1つづつ重点目標に掲げ、より理念に近づけるよう追求する。

3.月1回の職場会議を開催し、新しい利用者の紹介、前月行事反省と立案、事業所の収支状況報告及び当月の目標を設定し、会社の運営に参加している。会社経営の1/20を担っている事を意識してもらう。

4.全体会議及び職場会議(会議手当支給)、交流会等は日曜日開催のため"子連れ参加"を認めている。

5.育児休業(創業から現在まで3人取得)取得後の復帰については、6割→・・・→10割出勤と段階的に復帰してもらう。

6.年1回に限り、自分が受講したい外部研修の受講(賃金及び受講料事業者負担)を勧奨。

7.従業員(常勤、パート共)が利用者担当制とし、報告書作成、担当者会議出席等は担当者が行う。

8.処遇改善交付金申請により、基本給の引き上げを行った。

取組の背景

1 採用管理・定着管理、2 能力開発・キャリア管理、3 労働時間・配置管理、 4 賃金管理・評価制度  5 その他・両立支援

○介護の業界は賃金が低くてもやりがいを求めて仕事に就く人が多いのに、定着しないのは人員不足など により介護が流れ作業化して駒のように使われるからではないかと思われる。常勤職員はもちろんパート職員にもやりがいの提供が必要であると考えた。

○女性が働く上で子どものことが一番気がかりであるので、子育てにかかる支援はしたいと考えている。

取組の効果

1 採用管理・定着管理、2 能力開発・キャリア管理、3 労働時間・配置管理、 4 賃金管理・評価制度  5 その他・両立支援

○介護業界でまともな賃金を払える会社になるよう、みんなが一緒になって頑張ろう!と、従業員が意欲をもって。仕事に取り組む姿勢が見受けられる。

○従業員20名中ケアマネ10名、介護福祉士16名取得。

○病気や転居以外の理由で退職する人はおらず、定着している。