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介護老人保健施設
その他(社団・財団・農協等)
近畿
事例No.0390
取組内容
- パート職員は若年から主婦まで年齢層の幅が広いため、その年代に合った家庭環境を重視し、働きやすい勤務体制をとっている。 例:土日祝日勤務の配慮、夜勤免除、早出遅出勤務の選択、リフレッシュ休暇、年休取得
- 子供の就学や学校行事、育児に関しては、年休取得、夜勤免除、フレックスタイムを優先的に取り入れている。
- 職場の人間関係や利用者との相性にあった職場への配置を行う。特にパート職員の意見の吸収を行い、適切な場所への配属を行っている。
- シフトを組む前に希望休の確保を行い、尚且つ急に休みが必要となった場合は、勤務交替の許可も可能としている。
介護職はストレスも多く、勤務体制は最も重要な要であると考え、100%希望の休みが取得できる体制をとっている。
取組の背景
- 年代の高い女性のパート職員は、親や義父母の介護が必要となり通常の勤務体制や夜勤のできない状況にあったり、休日であっても家事労働や家族の介護でスタッフ自身の休養が取れない状況にある。
- 子供の就学や進学、又、子供の病気等で常勤勤務体制に入れず、退職せざるを得ない状況にあった。
- 常勤勤務者とパート職員による能力や価値観の相違により人間関係が保たれず、ストレスで体調不良や就労意欲の低下、退職を希望するスタッフがいた。
- 同日に休み希望の集中を招く恐れがある。介護ストレス解消のため。
取組の効果
- 本人の家庭状況に応じた勤務体制にすることで退職を逃れた。また、スタッフ自身のリフレッシュ効果もあり、就労意欲が出てきた。
- 子供、スタッフとも安定した生活の時間がとれ退職を逃れた。
- スタッフ自身の能力に応じた業務内容の検討や、人間関係の調整を図ることで業務を維持することができた。
- 混乱することなく4週8休体制が取得できた。リフレッシュ休暇で新たに業務に対する意欲がもてた。