雇用管理サポートシステム

事例No.379

○主な事業:老健 ○法人形態:その他(社団・財団・農協等) ○地区:関東

取組内容

1.安全対策委員会、感染対策委員会、業務改善委員会、抑制委員会、褥瘡委員会、給食委員会の実施   法人トータルリスクマネジメントを統一し、ヒヤリハットを特に重視している。

2.「職員健康相談コーナー」と銘打ち、セクハラ・パワハラ・個人や家族の何でも相談コーナーとして毎月第2月曜日に時間をきめ、産業医に来てもらい個別対応している。(平成18年より)

2年前に1件の職員間のセクハラ問題があり、即、「職員健康相談コーナー」を設置した。

取組の背景

1.事故・苦情を未然に防ぐため、全事業所でヒヤリハット用紙が定着し業務改善が図られている。

2.セクハラ問題が18年にあり、即、コーナーを設置し毎月発行する総務ニュースで職員へ周知している。

取組の効果

1.各委員会で行われたことが毎月の運営会議や職員全体会議で報告されている。全体周知が図られている。担当者は委員会にかかわり、同時に全体の場で発表することによって自己の成長につながっている。全体が共通認識で意識することにより、結果的に事故・苦情を少しでも減らすことにつながっている。

2.毎月3名程度の職員からの健康相談がある。自分のことから家族の体調まで、最近は心療内科の相談が多い。職場に何でも相談できるコーナーを設置したことで、思っていた以上に気軽に色々相談してくる職員がいることに気づいた。18年以降セクハラ・パワハラは相談されていない。この「職員健康相談コーナー」は法人のトータルリスクマネジメントの流れ図の中に組み込んだ。