雇用管理サポートシステム

事例No.345

○主な事業:老健 ○法人形態:医療法人 ○地区:北陸甲信越・東海

取組内容

1.精神科医師との連携による「うつ病」の治療及び職場復帰の推進

2.外部講師による定期的な研修会の開催

3.外部研修への積極的な参加

取組の背景

・平成11年7月5日に当施設をオープンし9年が経過したが、その間にメンタルヘルス面、その他で多くの介護職員、看護職員が退職をした。

・近年介護職員の不足が顕著となり、継続して就業させるためには何とか対策を講じなければならないという思いから、上記の取組を実施している。

取組の効果

1.精神科医師との連携による「うつ病」の治療と職場復帰の推進では、若い職員が多いことから、仕事上の悩みや仕事以外の悩みで休みがちになる職員がおり、休みが長く続くような職員には、上司より面談を実施し、その原因が何なのかを確認し本人と上司が同行して医師と面談し対応しているため職場復帰に繋がっている。

2.外部講師による定期的な研修会の開催では、安全衛生・健康管理等を含めた外部講師招聘による、1回2日間コースで年4回実施の研修会を開催しているが、講演の他に意見交換会、職員との個別相談等を行っていることから、そのアドバイスを受け職員同士はもとより、管理職も考え方が変わり、そのアドバイスのもとケアをしたところ大成功したため職員のモチベーションも高くなってきている。

3.外部で開催の研修への積極的な参加では、今までの外部研修には、近いところだけの研修に参加と消極的であったが、研修委員会の立ち上げと予算計上をする等を行い、老健協会の全国大会へも初めて参加し、又、介護労働安定センター主催の雇用管理責任者講習で取り上げた「メンタルヘルスケア」の講習に参加したことで、職員、管理者は他の施設等の状況もわかるようになり、広い視野で何事にも対応ができるようになった。

4.以上の取組により、介護職員の離職率は平成19年度37%であったものが2%台となり、うつ病職員3名の復職もできたので大幅に改善されたと思っている。そのため大切なことは、①職員のストレスに早く気づく②施設内だけで解決しようとしないこと③外部人材の有効活用④外部研修に積極的に参加⑤職員との対話を欠かさないこと等。