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特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
社会福祉法人・社協
近畿
事例No.0321
取組内容
1.利用者に対して
- 高齢者介護施設における感染対策マニュアルによる、予防意識の高揚と感染菌持ち込み撃退対策の徹底。
- 職員に対する「安全衛生推進者」の専任による、衛生教育、施設内安全衛生の点検を行っている。
- 施設内感染症予防のため、職員の衛生観念の徹底。インフルエンザ予防接種の励行。
- 外部業者が施設内の入居者生活区域まで入る場合は、手消毒、マスク着用、カート車輪にアルコールスプレーで消毒をするなど、ばい菌の持ち込みを無くすよう勤めている。因みに、夏はO157等食中毒を念頭に、冬はインフルエンザを念頭に置いた取り組みとしている。
2.職員のメンタルヘルス等について
外部会社と契約しており、職員のメンタルヘルスから生活相談まで、全ての悩み事に対応出来るようにしており、必要な場合の利用を勧奨している。
取組の背景
- 利用者に安心して生活して貰うことを目指して取組みをした。
- 介護職員は常時強いストレスにさらされており、良い介護を続けるためには、職員の健康確保は極めて大切な要素となる。従って良い介護は職員の健康から、という考えから、職員の総合的相談体制を整えることとした。
取組の効果
1.利用者について
食中毒及びインフルエンザは、一度も集団発生していない。
2.職員について
職員のセーフティネットの活用は多くはないが、コンスタントに利用者が出ている。