雇用管理サポートシステム

事例No.289

○主な事業:老健 ○法人形態:医療法人 ○地区:九州

取組内容

1.新人研修についてはスーパーバイザーを決め、マニュアル、チェックリストにより習熟度を確認した。チェックリストについては、介護長、師長、総師長と再確認している。

2.現任研修については内部研修を毎月実施するとともに、外部研修についても積極的に参加させた。

3.資格取得については、それぞれに現場での理解を得て勤務調整を図り、費用は施設が負担するなどして積極的に支援した。

取組の背景

1.指導者の能力により指導内容が異なり、新人が内容を理解できたか不明であった。

2.介護職員全体の質の向上・モチベーションのアップがやりがいにつながると思われ、各種研修の必要性を感じていた。

取組の効果

1.指導内容のチェックリストにより、段階的に理解できていることを確認、勤務に反映することができた。

2.内部研修の参加者は毎回おおよそ20~30人。受講終了後にはアンケートを実施し、個人の感想や意見を聞くことで、発表者にフィードバック、次回の研修にも反映させることができた。

3.外部研修は、2008年参加者延べ67名(うち介護職:46名)、老健大会では九州大会で発表、全国大会では転倒防止対策のテーマでシンポジストとして参加するなど、個人の確実な成長がうかがえる。他施設の職員とも交流でき、同職種としての共感、理解、様々な刺激を受けて自分の職場へのフィードバックができている。