雇用管理サポートシステム

事例No.261

○主な事業:有料老人ホーム ○法人形態:民間会社 ○地区:北陸甲信越・東海

取組内容

1.勉強会の実施

・月2回実施し、全員参加(現場スタッフ、事務、厨房)とする。参加できなかった職員は、後日上司より、指導を受ける。

2.自己評価の実施

・毎月、5項目の勤務評価項目を挙げ、その項目に対する自己評価を毎日行う。

・勤務評価項目は、毎朝の申し送り時に申し送り参加者全員で読み上げ、確認を行う。

・月を前半後半で分け、上司に提出。上司の評価、コメントを記載し、給与明細と一緒に本人へ返す。

3.外部研修への参加  社協主催の研修等に、参加し、報告書にて全員に回覧する。

取組の背景

1.勉強会の実施 ・職員間のレベル・意識の差があり、統一されたサービスを提供することが困難であった。

・医療依存度の高い方の受入れに当たり、必須であった。

2.自己評価の実施 ・プロとしての自覚を持ち、お客様に対応する為には、具体的な目標を掲げ、確実に実行していく必要があった。

3.外部研修への参加 ・スキルアップの為には、より多くの機会が必要だと感じていた。

取組の効果

1.勉強会の実施

・接遇、介護技術、医療行為等、様々な勉強会を通じ、習得に差はあるが、統一したサービスに向け、レベルが向上していると感じられる。

・知識の習得に対しての意欲が高まり、外部研修への自主的参加、資格取得への動きが見られるようになった。

2.自己評価の実施 ・評価項目を毎日読み上げ、実施を心掛けることで、実施率が高まった。また、同僚同士で、確認しあっている姿も見られ、意識を持ちながら業務に取り組んでいることがわかるようになった。

・コメント記載欄を設けたことで、問題に感じていること等、上司に伝えられる場のひとつになっており、思いを伝えられるきっかけにもなっている。

3.外部研修への参加 ・知識を増やすことで、仕事への意欲の向上、当たり前だったことへの改善意識が芽生えている。