取組内容
1.施設所在地周辺の、地元者をできるだけ採用する。職員41名中36名が施設周辺の在住者である。
2.本人の適材・適所を把握し、職種・職務にとらわれずポジションを与える。さまざまな職務(介護的ケア中心、環境美化中心、送迎(車両)中心等)、ポジション(環境美化担当、送迎(車両)担当等)
取組の背景
当施設は、県南部の山間部に位置し、農山村過疎化や高齢化率の高い地域に属します。そのような中で、当施設は、地域の大きな雇用の場ともなっています。当施設の取り組みにより、市中心部への労働力の流出を防ぎ、地域の活性化へも繋がっている。
取組の効果
1.市中心部への労働力の流出を防ぎ、地域の大きな雇用の場となっている。さらに、理念にもある、「地域に根ざしたケア」へも繋がっている。地元採用者が職員として多くなると、地域利用者とのつながりも深くなり、より良い地域ケアへ発展させることができる。
2.本人のポジションを見つけ、与えることにより、本人の職に対する「やる気」の向上につながり、長期的な労働力ともなっている。
- ●この事例が当てはまる分野●
- 採用管理・定着管理 ― 募集・採用の工夫