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有料老人ホーム
社会福祉法人・社協
九州
事例No.0511
取組の背景
施設理念の実現のためには人材の定着が不可欠であり、職場環境改善への取り組みが必要である。
その中の一つに、一人一人がやる気を持ち、組織の中で自身がどの位置にいてどんな役割があるのか、また今後の目的地を自ら定め、何を習得していくべきかを示す物が必要など、自身の成長が感じられる職場づくりを目指すこととしたが、具体的にどのような方法で進めていけば良いか知りたい。
取組の内容
介護労働安定センターの雇用管理コンサルタントによる集団型相談及び個別相談を受け、以下のことに取り組んだ。
- 管理者等に対し、人事考課制度導入の考え方、進め方の講話を実施。
- 業務チェックシートにてレベル別、職種別の確認を行った。
- 目標設定シートを活用し、個人毎の目標設定を行った。
- 認める、褒めるためのコミュニケーションツールを活用し、できる・できないの自身の確認を行った。
- 年2回職場面談を実施。
- 事業所内研修として年間研修計画を策定。
- 独自のキャリアパスプラン一覧を法人全体に周知。
取組の効果(改善点)
- 業務チェックシートを用いたことで個人のスキル(社会性・専門性)の把握ができ、研修計画策定 に繋げられた。
- 業務チェックシート項目に対し回答を作成することで、マニュアルを作成できた。
- 目標設定を行ったことで、業務に対して職員が主体的になった。
- 現場リーダーの指導者としての認識が高くなった。