- ホーム
- 分野から事例を探す【施設】
- 事例一覧
- 事例No.0023
介護老人保健施設
医療法人
関東
事例No.0023
取組内容
- パートとして採用した職員が、一定期間勤務経験を積んだ場合や、家庭の事情が変わる等で正規職員と同じ労働条件で勤務できるようになった場合には、勤務内容を考慮し、正規職員に切り替えて採用している。
- 無資格者でも採用し、勤務の都合をつけ、ヘルパー2級講習を受講できるようにしている。(費用は自己負担)
取組の背景
- 子供が小さいため夜勤が出来ない、または資格は持っているが経験がない等の場合は、パート職員として採用しています。しかし、介護業務が一通りできるようになる、または正規職員と同条件で働くことが出来るようになると、他の事業所に正規職員として転職する場合が続きました。介護技術の基本を教え、研修生レベルの職員を一人前に育てると、他の事業所に移ってしまうのでは、施設にとって大きな損失であると考えて、現在は、正規職員と同条件で勤務できる職員は半年~1年以内に全員正規職員に切り替えて採用しています。また、夜勤が出来ない職員でも、早出、遅出が出来る場合には、他の職員の勤務軽減になるため、2年以上勤務している職員は正規職員に切り替えて採用しています。
- 資格を持ち、施設介護経験もある方が、職員募集に応募して頂けることは稀です。介護業界全体が人手不足になっている中、やる気と誠実さを持つ人であれば未資格、未経験でも採用し、資格取得を応援し、介護技術を教え、自分の施設で人を育てていかなければ、人手不足は解消できないと考え、未資格者でも資格取得者と同じ時給でパート職員として採用することとしました。
取組の効果
- 人材の育成と質の高い職員の確保が可能となり教育・研修システムの構築が図れた。
- 「取組内容の1、2」により、職員の定着率も高まり、職員採用も進みました。
- 現在は職員数も基準よりかなり多く、ゆとりがある中で介護が出来るようになり、より定着率が上がり、良い方向に向かっています。