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特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
社会福祉法人・社協
北陸甲信越・東海
事例No.0227
取組内容
人事考課制度の導入
- 人事考課の目的は、「職員の評価が上がる=施設の評価が上がる」ことであり、賞与に反映させるのは職員の努力に報いるためであることを理解してもらえるよう説明に努めた。
- 評価項目は、事前に公開し、どのように仕事に取り組んでいけばよい評価となるのかを周知した。
- 評価方法は、グループ単位でお互いに評価しあう相互評価とした。
- 評価終了後、上司が面談し、良かった点や改善してほしい点をフィードバックしている。
- 評価結果は、賞与に反映させている。このときマイナス評価はなるべく金額に反映させないようにし、プラス評価にはできるだけ報いるような係数配分をしている。
取組の背景
人事考課制度の導入
- 頑張っても頑張らなくても同じ賃金(賞与)では、やりがいがない。やる気のある人には不満を抱かせる。頑張っている人には、どこかで報いる制度が必要。
- 人件費総額の計画的配分が必要であるが、月例賃金での調整は避けたい。賞与総額と能力差での調整をすることは納得が得やすい。
取組の効果
- 評価結果を面接でフィードバックしているが、相互評価なため納得してもらいやすく、上司と部下の意志の疎通が良くなった。また、意見をくみ上げる場ともなっている。
- 評価項目で施設の期待する職員像が明確になり、職員に対する誘導性が働いた。
- 人件費総額を賞与で調整することが可能になった。