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特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
社会福祉法人・社協
九州
事例No.0212
取組内容
人事考課制度の導入
- 職員に1年間に達成したい目標を設定させ年間を通して活動していくもので、「目標管理シート」にまとめ提出させる。
- 給与の等級、職種ごとに「人事考課表」を設け、1年間における、業務取り組みがどうであったのか自己評価をさせて更に上司が評価をする。
- この個人目標管理(40点)の1年間の活動における取組結果はどうであったのか、また人事考課表(60点)の集計結果を踏まえ昇給を決定する制度を導入した。
取組の背景
介護保険法が施行され措置制度から契約制度へと介護を取り巻く環境がかわり利用者がサービス業者を選択できることになった。そのため法人としては、特色あるサービスは勿論のこと、介護サービスの質の向上を図ることが重要であると考えた。
撰ばれる施設となるためには職員全体の資質の向上を図ることが必要であるため、これまでの年数を重ねるだけで昇給する制度では職員の資質向上は望めないと考え、人事考課制度の導入による昇給制度の改革に取り組んだ。
取組の効果
導入後3ケ年を経過したが目標管理シートにおける毎年の「目標」とすべき事項の設定、並びに評価の仕方、考え方など確たるものにしなければならない点など課題がある。
しかしながら、人事考課制度の導入は必要なことであり現時点での成否は判断しかねるが今後更に研究、改善を図ることが必要であると考えている。