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有料老人ホーム 民間会社 関東

事例No.0193

取組内容

  1. 施設内での年間行事の準備に携わる担当職員を互選し、持ちまわりで担当することにし、作業時間は労働時間内で終了することに定めた。また、作業に従事する担当者には、別に作業手当を支給することに定めた。
  2. 職員のスキルアップのための研修会への参加については、積極的に援助を行うとともに、各資格(ケアマネ・福祉士等)取得者については、資格手当の支給、給料、役職への対応を行うこととした。

取組の背景

  1. 利用者さんに季節感を感じてもらうために、従来から行っていた施設内での年間行事(桜祭り、七夕、夏祭り、クリスマス会等)については、残業とボランティア的なところがあり、曖昧になっていた。使用者も、行事準備従事者もお互いに中途半端な形で作業を実施し、、諸手当等には反映されていない状況であった。
  2. 外部研修会への参加は、希望者が休日に参加していたが、会社からの自己啓発の目的から会社が認めた研修に関しては、出勤扱いで参加させることとし、昇給、昇格に反映させることとした。

取組の効果

  1. 施設内での年間行事(桜祭り、七夕、夏祭り、クリスマス会等)の準備作業の時間を、労働時間内の一定時間と定め、各行事の準備担当者には手当を支給することとした。その結果、使用者も、行事準備従事者もお互いにスッキリした形になった。行事の準備に関わる担当職員のモチベーションも上がり、よりいっそう各行事に活気が出てきた。
  2. 報告会を開き研修内容の伝達を行うと共に、昇給、昇格に反映させることで、職場への将来が見えて職員のモチベーションが上がった。

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