取組内容
1.夜勤時間の偏りや過重労働を防ぐため、夜勤はできないが日勤だけでも良いという従業者を適宜の異動や新規採用にて各部署に補充することにより、フレキシブルに対応できるようにした。
2.看護職員については、ここ数年来急激に補充が困難になってきたが、家庭の事情により現在は夜勤やフル勤務ができない方については、パートでの採用に重点をおいて採用活動をすすめた結果、何名か確保できた。
取組の背景
医療、介護の施設においては、法的に平均の夜勤時間や人員数が定められており、厳格な人員管理が必要である。そのような中で要員管理を行うためには、原則フル勤務可能な職員のみの採用をめざしていては充分な職員数が確保できない状況であった。
取組の効果
長年、当法人では常勤の正規雇用で夜勤及び休日などのシフト勤務をこなせる職員を原則をとして採用してきたが、看護、介護職員の安定的な確保をするためのは従来の固定観念にこだわっていてはいけないことがわかった。 採用する事業者の立場のみを考えるのではなく、働く者の立場も考え、柔軟な姿勢で採用活動をおこなうように心がけることにより、安定的な人材確保が可能になることがわかった。
- ●この事例が当てはまる分野●
- 採用管理・定着管理 ― 募集・採用の工夫
- 労働時間・配置管理 ― 夜勤対応