雇用管理サポートシステム

事例No.178

○主な事業:老健 ○法人形態:医療法人 ○地区:関東

取組内容

1.時間外業務を行う場合には、その都度部署の上司に申告している。また業務上必要とされている会議も労働時間としている。

2.ISO9001認証取得しているので、施設、部署、各職員それぞれ一年間の目標を立て半期ごとにそれに対する結果を報告することにより、目標を意識して業務を行っている。業務内容を手順書に、また決まった書式の様式を作成し各職種で一定のサービスが行えるようにしている。新入職員に対しても「業務習得一覧表」を作成し、3ヶ月間でひと通りの業務を習得する。

3.コミュニケーションとして定期的に行う会議を一覧表にして各部署毎に担当者を決めて行っている。

取組の背景

・業務が終わった後、タイムカードを押さず休憩室等にいる場合があり、業務と認める判断が後々難しくなる為、「時間外業務記録」を作成した。

・業務の流れや教育、要員管理方法の一つのツールとしてISOを認証取得してPDCAサイクルを基本とした業務の統一を図ることとした。

取組の効果

・各部署の管理者による各職員の業務内容の把握と労働時間の管理がしっかりできるようになった。

・各自目標をたてたことにより日常業務の中で目標に対してどのような活動をしていくかを考えるようになった。 ・業務内容ごとに一定のサービスを提供できるようになり、内容の変更等あった場合には手順書及び様式の変更をして台帳にて管理している。

・新人職員だけでなく中堅職員の教育や内部・外部研修を行い、職員の業務に対する意識を高めることができた。

・各会議において担当者を決めたことにより責任を持って担当業務に職員があたることができている。