雇用管理サポートシステム

事例No.176

○主な事業:療養 ○法人形態:医療法人 ○地区:北海道・東北

取組内容

1.介護福祉士などの資格の有無や介護能力等に限らず、協調性、企画力、接遇態度など総合的な観点から評価し、昇給や賞与に反映させている。また、評価は単一者によらず、複数による評価法とし、最終的に補正することで公正を図っている。

2.副主任、主任等への昇格には、経験年数や年齢基準は特に設けていない。能力次第で昇格可能。

3.介護福祉士の資格を取得した者に対して、取得月から給与の号級を上げている。

取組の背景

1及び2について  法人の理念に基づいた業務を提供するためには、明確な基準をもって職員を評価することが重要であり、職員の意欲を高めることが必要であった。

3について  施設全体の介護力を上げるためには、専門的知識や技術の習得が必要であり、介護福祉士資格者を増やすことが必要であった。

取組の効果

・若い職員も積極的に意見を提言するなど、職場が活性化している。

・年々、介護福祉士試験の合格者が増え、現在は70%以上が有資格者である。合格者が増えたことによって未取得者への刺激にもなっており、意欲の向上がみられた。