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有料老人ホーム 民間会社 関東

事例No.0168

取組内容

  1. 介護職員の業務負担となっていた介護記録の記入について、携帯端末による入力へとシステム化を図った。
  2. 介護職員が入力端末を携帯することにより、以下の3点を目指した。
    ①移動する労力を軽減。
    ②介護を実施した直後に入力が可能な為、正確な記録管理を行う。
    ③入居者の特記事項について、各人が端末で確認でき、情報共有が容易になる。
  3. また、介護記録をコンピューターで管理することにより、以下の3点を目指した。
    ①定期的な内容を事前登録により、労力を軽減。
    ②情報の保管の大幅な省スペース化。
    ③従来の「人別×日別」のみの記録から、介護種類別の集計やバイタルの推移など、多用途にデータを加工して利用可能。

取組の背景

  • 1日の業務の流れの中で、介護記録を記入する時間を別途確保することが難しいことも多く、記録記入の為に残業となる場合もあった。
  • また、ある程度まとめて記入することも多く、記憶が不確かで正確性の面でも問題があった。
  • 1つの記録を全介護職員が閲覧することになる為、入居者に関する重要な情報が、見過ごされてしまう可能性もあった。
  • 入居者の特記事項について、申し送りだけでは周知徹底が不十分な面も見られた。

取組の効果

  • 介護記録の入力に関する業務が省力化され、介護職員の業務負担が軽減された。
  • 入居者の特記事項について各端末で確認できることにより、情報の周知徹底が容易となり、また情報収集についての職員のフラストレーションも減少した。
  • コンピューター内のデータについて、使用目的に合わせた多種多様なデータ加工が可能となり、保管スペースもコンパクト化された。

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