雇用管理サポートシステム

事例No.150

○主な事業:特養 ○法人形態:社会福祉法人・社協 ○地区:九州

取組内容

1.スポット職員の活用 入浴介助、食事介助、リネン業務の一部は、短時間パートを採用し対応した。

2.3交代制による夜勤時間短縮 夜勤勤務時間の拘束時間を短縮し、3交代制とした。

3.24時間30分刻みの勤務体系とし、業務にあわせて柔軟に対応した。

4.介護員65名に対し4名配置していたリーダー(主任)を2名増員し6名とし、多様な業務に迅速に対応できるよう配慮。

取組の背景

・人材確保、職員の定着が望まれる中、職員の負担、サービスの提供のバランスが重要と考え、介護員が介護業務に注力出来る体制を整備する必要があった。

・多様かつ膨大な業務の中で、迅速な対応が出来る体制の整備、及び人員の機動的な配置が出来るように、必要最低限の手順を明確にし、引継ぎ、立ち上がりにかかる時間を短縮する必要があった。

取組の効果

1.介護員は介護業務に注力出来るようになり、サービスの質が向上した。

2.夜勤職員の負担が軽減された。

3.利用者の状況に応じ、多様な勤務が可能となった。

4.多様な業務に対し、迅速な対応が出来るようになった。

5.人員の機動的な配置が可能となり、引継ぎ、立ち上がりにかかる時間も短縮された。

6.コミュニケーションが深まり、情報伝達が確実になり、業務が迅速化された。 1.から6.により、従来に比べ業務の効率化が図れ、職員の定着率を高めることが出来た。