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特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
社会福祉法人・社協
中国・四国
事例No.0148
取組内容
- 夜勤は夜勤専門介護員で対応しているが、増員して軽減を図っている。(4名→5名)
- 多床室を細分化し5つのグループに分けて、濃密な介護と長い廊下をバタバタすることがないよう動線を短くした。
- 1ヶ月間の勤務表を作成する際、全員に希望休を3日間取り入れて、5グループに分けて勤務シフトを作成している。
取組の背景
- 職員に聞き取り調査を行ったところ、多床室の夜勤体制をどうにかしてほしいとの意見が多く1名増員をすることとした。
- 流れ作業的な古い介護から脱却することを目指し、最初にハード面からの体制を整える(ユニットケア)とともに、個性や生活のリズムなどを考慮して安心して過ごしてもらえる居場所作りを行った。
- 夜間勤務の体制について、どのような業務が生じて、どの程度の時間が必要で、どのような体制を整えれば、満足のいく介護ができるのかを考えるため、動作や業務内容などを検証し、工学的な視点からアプローチを試みた。
取組の効果
- 以前は、コールが鳴れば端から端まで走っていかなければならなかったが、そういうことが無くなった。
- コールが押されても即座に対応できるため利用者が精神的に落ち着かれた。それに伴ってコールが減少した。職員も動線が短くなり、肉体的に楽になったとの声を聞く。