雇用管理サポートシステム

事例No.120

○主な事業:療養 ○法人形態:医療法人 ○地区:九州

取組内容

1.求職者の面接時に必ず事務担当者と総介護士長が同席して面接を行い、採用の合否及び配属先を決定する。また、採用時に必ず総介護士長や所属課長が面接を実施している。

2.各部署内で主任及び課長との個人面接を年間を通して定期的に実施。また、総介護士長による個人面接も実施している。

3.毎月実施している課長会議、介護職管理職会議の中で職員の人事や動向について情報を共有している。

4.介護職員の研修を年間を通して企画し実施することで、部署間を越えた交流の機会を作っている。各部署においても毎月ミーティングを実施している。

5.介護職員の正職員への昇格制度を明確にした。

取組の背景

1.以前は、求人→面接→採用という形式を各部署でバラバラに実施していたが、面接や採用の合否の基準等が不明確で、人事の全体的な把握が不十分であった。

2.介護職の正職員への昇格制度が不明確なことに対する職員からの不満の声があった。

3.上記の理由から、平成18年度より総介護士長を中心に採用管理や人事、研修、昇格制度等を改善してきた。

取組の効果

1.求人→面接→採用の窓口が一本化され明確になった。

2.職員の人事の動向については、定例会を通して各部署の管理職も随時法人全体の動向把握ができるようになってきた。

3.職員研修の企画・実施の中で、他部署の職員とのコミュニケーションの機会も増え交流が深まりつつある。

4.正職員の昇格制度が明確になったことが、職員の不満の軽減及び目標の明確化につながった。