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50人以上
社会福祉法人
北海道・東北
事例No.0452
取組の背景
- 介護職員の高齢化と職員不足により、職員一人当たりの作業内容が多く、煩雑になることによるリスクが生じている。
- 利用者や家族からの突然の介護依頼があり、イレギュラーな対応で効率的な業務運営がスムーズにいかないことが多くなっている。
- このような課題解決のため職員の若返りを図ろうとしているが、計画通りには行かず、新規雇用が難しい。そこで、業務面での見直しや対応を行い、個々の職員の技術とチームワークの向上を図りたい。
取組の内容
職員間での情報共有を徹底し、利用者や職員に関する情報を個人が抱え込むことのないようにする。。
①「ホウ・レン・ソウ」を徹底
職員が必要な情報を効率的かつ効果的に共有できるよう、「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」を支障なく実践できるようにするため、定期的な研修で、「ホウ・レン・ソウ」の意義や手法を教育している。
②ICT(情報通信技術)の活用の拡大
情報共有を効果的に行うため、利用者や職員の基本情報・スケジュールを管理するICTの活用拡大を推進している。
取組の効果(改善点)
①「ホウ・レン・ソウ」についての教育を継続した結果、事業所内に浸透し、職員に共有され、その行動に反映された。事業所の運営や自分に直接関係のない問題に対しても職員が関心を持つことにより、無駄な出費やトラブルを回避でき、利用者の大幅な減少を防ぐことができた。
②ICTの活用拡大は、管理職間での情報共有に効果が表れてきている。その一方で、操作を習熟するのがかえって負担に感じてしまう苦手意識をもった職員(特に高齢の職員)も出てくるという新たな課題が生じてきている。