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20人以上50人未満 社会福祉法人 九州

事例No.0430

取組の要約

①繰り返される事故を見直すため「危機管理研修」を実施。

②月に1度のモニタリングをおこない、サービスの向上及び職員間のコミュニケーションを図る。

③介護保険制度を理解し質の高いサービスに繋げる。

取組の内容と効果(改善点)

①法人全体で「危機管理研修」を実施した。研修を実施するまでは、ヒヤリハット報告書を出すと評価が下がると恐れたり、報告書作成が面倒だったり、ヒヤリハットに気付いていなかったりと様々な理由でヒヤリハット報告書の提出がない状態だったが、ヒヤリハットの大切さ、事故とヒヤリハットの違い、危機予知トレーニング、事故の分析手法などリスクマネジメントを学んだことで、職員の安全意識に変化が現れ、ヒヤリハット報告書の提出が増えた。
沢山のヒヤリハット報告書が提出されることで、設置している事故防止委員会で分析・検討し、繰り返されていた事故の防止に繋がった。

②月1回参加可能な職員が集まり、利用者様一人一人の現状報告をおこなうことで利用者様の状態を共有している。また、他職員の業務内容、自身の役割を理解することで、職員間のコミュニケーションが取れるようになりサービスの向上に繋がった。

③介護労働安定センターに相談し、「介護保険制度の概要と役割について」雇用管理コンサルタントによる集団型相談を実施した。
集団型相談を実施するまでは、目の前の業務に追われるという感じだったが、制度を理解することで、サービス全体を把握し、提供するサービスの意味を考えるようになった。

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