- ホーム
- 分野から事例を探す【訪問】
- 事例一覧
- 事例No.0417
50人以上
株式会社
九州
事例No.0417
取組の背景
実地指導準備のため書類の確認をおこなったところ、下記の事項について疑問が生じ、適正な実施方法の確認が必要となった。
- ヘルパー賃金が移動時間を含めた定額制の場合の通知について
- 労働条件通知書の給与の書き方について
- 社会保険料の控除の方法について
- 休業手当について
取組の内容
介護労働安定センターに相談し、以下のようなアドバイスを受け、改善を行った。
- サービス内容で時間給を分けているので、同じように移動時間の時間給設定をすることが望ましい。現在の時間給は平均より高めに設定しているので、移動時間も含め計算するのであれば、規定に(例)「移動時間15分を含める」など明記することが必要。
また、交通費支給のため移動距離を出しているので、距離から時間を算出し、移動時間を含んだ賃金で、最低賃金を下回らないように注意が必要。
移動時間を含めた給与の通知方法が分かり、規定に明記することとした。 - 「時間給○○円~○○円」など、あいまいな記載であるため、賃金テーブルで内容を伝えるなど、職員が仕事の内容と賃金をすぐに分かるようにした方が良い。
仕事内容と賃金が職員にわかるように賃金表を作成したいと考えている。 - 中途入社、退職時の社会保険料の控除方法について具体例をもとに説明を受けた。
- キャンセル1回につき一律の休業手当支給となっているが、正確な休業手当の計算方法の指導を受け、休業手当の額が一律支給額を下回らないように注意した。
取組の効果(改善点)
- 社会保険料の控除方法や正確な休業手当の算出方法が分かり、職員に的確な説明ができるようになった。
- 不明であった上記部分が明確になり、実地指導にも対応できた。