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20人未満
有限会社
中国・四国
事例No.0413
取組の背景
- 就業規則を8年前に策定して以来、改訂していない。そのため、昨今の法改定に対応できているか、一から相談を受けたい。
- 労働法や人事管理の知識に乏しく、どのように対応したらよいかわからない。よって、雇用管理上のリスク管理も殆どできていない状況である。(採用のミスマッチが起きた時のリスクヘッジ対応・マイカーの公用利用等)
- 就業規則の改訂に関して、重要となる会社の事業計画・展開・人事育成方針についてあまり検討が出来ていない。条文をどのように書けばよいか、理解できていない。
取組の内容
- 労働法に関する法的知識や人事管理の知識が殆どないため、雇用管理コンサルタントより、就業規則の最初の条項から説明、特に以下の条項のアドバイスを受けた。
採用に関し、余程のことがない限り解雇できないので、採用手順や求める人材像をよく検討して採用することを就業規則に反映させる。採用のミスマッチが起きたときのリスクヘッジ対応(採用のあり方・試用期間中の社員教育の注意点)のため、試用期間の定めを明確にする。
服務に関し、就業規則見直しを機に、会社の理念・服務上の注意点を見直して整理する。自家用車の公用利用に関し、事故が起きた時、トラブルが発生しやすい状況になっているため、事故の際の負担割合や免許証や任意保険の加入状況を早急に確認する。 - 過去に労務管理上支障が起きた案件を整理し、従業員に伝えるべき事項をまとめる。
会社を引き継ぐとすれば、誰に引き継ぐか、またそれはいつの時期か、そのための人材育成について検討する。
正規・非正規職員の役割分担や保証できる待遇を整理する。
取組の効果(改善点)
- 進められていなかった就業規則の改訂を行うことができた。
- 今回の就業規則作成の相談を通じて、思いがけず今後の進むべき方向性を考える機会が持てたことは一歩前進である。