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20人未満 株式会社 中国・四国

事例No.0412

取組の背景

  • 事業所の体制が変わり、新しい管理者に労働法や就業規則についての知識がない。
  • 職員のモチベーションが低く、知識・技術の習得やサービスの向上に意欲的でない。
  • 業務指示をしても履行できない職員がいる。
  • 職員間のコミュニケーションが取れておらず、協力体制が出来ていない。

取組の内容

介護労働安定センターに相談し、以下のようなアドバイスを受け、改善を行った。

  • 知識・技術の研修等は実施しているとのことだが、それを職員に習得させるためには一方的な教育だけでなく、職員のモチベーションや向上心を高めるために、事業所内のコミュニケーションをとらなければならない。
  • 業務指示が履行出来ないことについてもモチベーションとコミュニケーションの問題が大きいと思われるので、それについて改善が必要であるが、同時に人事考課や職員面談を実施して個々の職員の目標管理や指導を行うことも考えてはどうか。
  • 就業規則の育児・介護休業規定について、平成22年改正分が整備されていないので見直しが必要である。

取組の効果(改善点)

  • 職員間のコミュニケーションを改善しモチベーションを高めることが、職員の学習意欲や就労意欲を高め、サービスの向上につながることを認識できた。
  • 職員面談を実施し目標管理や指導を行った。すぐに効果が表れたわけではないが個々の職員の課題を整理して当人と共有することができた。
  • 労働法や就業規則についてコンサルタントに説明を受けたり、介護労働安定センターのセミナーに参加させて頂いたりしたことで理解を深めることができ、新任管理者として不安が解消された。
  • 就業規則の改訂を行い、法改正に対応することができた。

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