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20人以上50人未満
その他
関東
事例No.0388
取組の背景
①登録ヘルパーへの指導をどのように行えばよいかわからない。
現在登録ヘルパー30名、常勤職員6名で訪問事業を行っているが、登録ヘルパーに対する事業所の方針の徹底を含め、技術的な教育が出来ていない。
②リーダーを指名したいが、登録ヘルパーをまとめる適任者がいない。
リーダーとしての役割について把握していないため、的確な指示ができず、コミュニケーション不足によるクレーム等を心配している。
③職員のレベルアップを図る方法がわからない。
取組の内容
職員の意識や研修計画等について介護人材育成コンサルタントによるアドバイスを受け、下記を実施した。
- ①登録ヘルパーに対する(1)介護職のあり方、(2)介護現場での接遇・マナーについての集団指導。
- ②リーダーに相応しい人材教育を行うために、事業所内訓練を計画し、一貫した教育で意識改革を行うための6ヶ月間にわたる講習。
なお、研修内容等についても、検討を行ない現状に適した科目を設定し、講師陣等の手配について支援を受けた。
また、研修に掛かる経費に、人材育成奨励金を使うこととし、申請書類の記載等、必要な情報提供を受けた。
取組の効果(改善点)
- 登録ヘルパーの集団指導以後、利用者への対応がきめ細かくなった。
また、次回の研修テーマについてヘルパーの中から声が上がるなど、全員のモチベーションが向上した。なお、次回の研修テーマは「バーンアウト対策について」を予定している。 - H24年11月開催の講習「障害の理解」(講師:安達 マツ子氏)では、参加者(リーダー)が真剣に取り組んでおり、今後、回を追うごとにリーダーとしての意識が変わることを期待できる。