本文へスキップします。
20人未満 株式会社 九州

事例No.0384

取組の背景(相談内容)

①募集・採用について。介護職員を公募するが照会もなく採用が困難。また、定着率も悪い。

②職員教育とリーダー育成について。

取組の内容(支援内容)

介護労働安定センターに相談し、以下のアドバイスを受けた。

①介護人材が登録されている機関の紹介を受け、また、幅広くネットワークを作り出す努力をすること、そのためにも経営者同士の繋がりも自ら作り、または入っていき、事業所同士で情報交換するよう助言を受けた。

②職制を明確にし、組織図を作る、職員が自分の役割に責任を持つようなキャリア形成の仕組みを整えることが重要である旨助言を受けた。

③また、職員が辞めていく背景には何があるか、経営者側に問題はないか考えてみることとの助言を受けた。

④その他、目標管理と人事管理及びリーダーの役割等、参考資料の提供を受けた。

取組の効果(改善点)

①ハローワークだけに頼らず、あらゆる知人及び近隣の方々のネットワークも利用し募集したところ、良い人材を確保できた。未経験者については、育てていけばよいという考えを持つようになった。

②これまで、自分も現場で介助しながら、各職員に対する叱咤激励も確認の意味で行ってきたが、自分の思うままの言葉をかけてきた結果、誰も自分について来ないことに気付いたため、認めて応援するよう意識を変えたところ、職員間のコミュニケーションが円滑になった。その後は、経営者(使用者)としての自分の立場を理解するようになり、常に監督,観察を心がけ、働きやすく指導するようになった。

③スキルアップのための研修等は、参加後に持ち帰って報告会を徹底することで職員全員に伝達されるようになった。その他、大手の介護事業所に依頼したところ、職員研修の経験もでき、その経験を持ちかえった職員にやる気が見られる。

④評判(口コミ)が広がったのか利用者も確実に増えている。

この事例が当てはまる分野