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50人以上 株式会社 北陸甲信越・東海

事例No.0374

取組の背景(相談内容)

会社の中核となるスタッフのモチベーションを上げ、質を高めていくため、公正な評価方法を取り入れ人材育成に繋げ、継続して運用していきたい。
事業部門は3部門あり、訪問介護部門の登録ヘルパーは100名以上いる。各部門の業務を運営する中堅スタッフは8名で、この8名の業務分担と業務の負荷度による評価のバランスがしっくりしていない。
組織体系の見直しを行い、成果物として、自社にあった組織体系図、評価表、およびそれに沿った就業規則の作成がしたい。

取組の内容(支援内容)

①平成22年度中に組織としての「あるべき構造」や評価基準を策定するため、介護労働安定センターが委託するキャリアコンサルタントと会社の核となる社員との面談を実施し、業務内容と個人の役割や負荷割合を量り、組織体系図(案)を作成した。

②第一回「職場活性化計画」会議を開催し、現状の組織図と今後の組織体制図の案を社員へ提示した。

③その後、担当コンサルタントによる運用状況確認やコンサルティングを行い、引続き個人の役割と責任についての課題や仕組みの問題点等について相談・支援を受けている。現在も評価基準については、議論が進行形である。

取組の効果(改善点)

①自社の方針や理念に沿ったキャリアップと処遇改善について制度を構築する糸口が掴めた。

②今まで、他のモデル例等を参考にしてきたが、しっくりこなかった。従って、社員の思いを第三者 目線で公平な立場から判断して貰い自社にあった組織図と役割分担ができた。

③また、担当コンサルタントは、社会保険労務士の資格も有しているので事業主との個別契約により コンサルタント結果に基づき就業規則の見直しも行い、労基署への届出も終わった。また、付随して自動車運転管理簿等の帳票も整った。

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