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20人未満
株式会社
九州
事例No.0368
取組内容
1 募集・採用、 2 コミュニケーション管理、 3 能力開発
①人事・処遇制度の工夫 ②募集方法 ③目標管理 ④情報共有・ミーティング ⑤off-JT
- ①求人募集について、女性や主婦層を対象とした地域密着型の宅配型フリーペーパーへの求人広告を定期的に行っている。
- ②無料求人情報の活用(ハローワークや県社会福祉協議会の求人票等をまめに更新する。)
- ③有資格者で、介護未経験者についても積極的に採用するとともに、社内研修を充実し育成する環境を作っている。
- ④管理者やサービス提供責任者は3か月に一度、必ず、スタッフとの個別面談を行い、仕事上の悩み等についてアドバイスを実施している。
- ⑤直行・直帰のスタッフは、最低でも週に一度は事業所に来てもらい、勤務の確認、連絡事項等の伝達を行っている。
- ⑥伝達や連携の速度を重視し、情報交換メールを活用している。
- ⑦挨拶などは、部長や管理者が、率先してスタッフに対し声かけし、職場環境改善に努めている。
- ⑧グループウェアを活用し、伝達がスムーズに行えるよう情報共有の環境を整えた。
- ⑨年に4回程度(お花見等)のイベントを開催し、仕事以外での人間関係を構築している。
- ⑩その他、資格取得について、積極的に勧めるとともに、スキルアップを促している。(研修経費の半分を負担)
- ⑪採用初日に、オリエンテーションを実施し、業務内容、記録、報告の仕方等指導している。
- ⑫運営理念を作成し、スタッフ一人ひとりに伝えている。
- ⑬接遇マナー研修等、最低でも月に一度は、事業所内訓練、ミーティング等を実施。
- ⑭パート職に対し、ボーナス時期に寸志程度を支給している。
取組の背景
1 募集・採用、 2 コミュニケーション管理、 3 能力開発
①人事・処遇制度の工夫 ②募集方法 ③目標管理 ④情報共有・ミーティング ⑤off-JT。
- ①パート職員等、常に人手不足であり、業務量よりも先に人材確保の必要性があるため。
- ②フリーペーパーについては、以前(先週号)のものでも、取りおきしている方が多く、問い合わせが時々ある。
- ③より良いサービスの提供には、会社は当然であるが、各個人(スタッフ)の力量であると考える。
- ④連絡や確認がなければ情報量が少なくなりミスの原因になる。
- ⑤資格取得者でも、施設系等他の分野に従事していた方は、不安が大きいため、気軽に相談ができるよう、上司から部下へ積極的に声かけや挨拶が必要であると感じたため。
- ⑥専門職としての技術はあるが、基本的な接遇マナー(立ち振る舞い、言葉遣い等)が不十分な方が多いため。
取組の効果
1 募集・採用、 2 コミュニケーション管理、 3 能力開発
①人事・処遇制度の工夫 ②募集方法 ③目標管理 ④情報共有・ミーティング ⑤off-JT。
- ①管理者、サービス提供責任者を中心にして、従業員全員が人任せではなく、自分達で業績を上げるという気持ちで取り組んでおり、各人が責任を持って業務に努めるようになった。
- ②定期的にパート従業員の確保がてき、ケアマネ、利用者等への対応がスムーズにいくことにより、仕事への確保へとつながった。また、仕事が増えることにより、パート従業員等の業務量が増え、賃金が安定してくるため、退職する従業員が少なくなった。
- ③オリエンテーションの実施により、組織の一員としての意識が高まり定着につながっている。
- ④グループウェアや携帯電話、メールの活用により、迅速な報告や情報交換ができるとともに、問題点等対処できるようになった。
- ⑤未経験者を採用することで、社風に沿った従業員を育成することができた。育つまでには時間がかかるが、自社での人材育成により、自分達で会社を育てるという理念を持ち、不平、不満も少なくなった。
- ⑥接遇マナー研修等の実施により、言葉遣い、立ち振る舞い等改善され、利用者からお褒めの言葉をいただくことが多くなった。