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20人以上50人未満 その他 中国・四国

事例No.0363

取組内容

1 募集・採用、 2 能力開発 

○ヘルパーの採用段階で、まず面接を行なった後に5~10日程度の採用研修を実施するようにしている。その期間は経験等を考慮して決定するが、オリエンテーションや同行を中心とした内容で、実際にヘルパーとして勤務する上での最低限の知識や心構えを得られるようにする。

○併設の居宅介護支援・訪問看護・福祉用具貸与職員との同行も行なって、短期間でヘルパー以外の面での研修も受けられるようにしている。

○研修期間が終了した時点で、再度面接を行い、実際に就職するかどうかの評価を行う機会を持つ。場合によっては、採用・就職を見送るケースや組織内での別職種採用も配慮する。(事業者側からだけではなく、双方が評価するのが特徴)

取組の背景

1 募集・採用、 2 能力開発 

○以前のようにはヘルパー希望者がいないという現状があることから、今後の人材掘り起こしをどう行うか問題である。

○ホームヘルパー2級講習を修了したものの就業せずそのまま10年近く経っているような人材も多くいる事実を考慮し、ヘルパー職になんらかの興味を持っている人たちが、求職の相談を気軽にでき、ブランクがある人、または経験が無い人でも安心して仕事を始められる体制作りが求められている。(とりあえず問い合わせ自体が無いと話にならないという現実があり、その部分のテコ入れを行う必要があった)

取組の効果

1 募集・採用、 2 能力開発 

○まだまだ広報が不足していることもあり、求人希望者の増加は見られないものの、丁寧な研修を行う過程で求職希望者の適性・能力だけでなく人間性・性格までを把握できることから、将来の人事配置のために有益である。

○被雇用・使用側が、それぞれ対等な立場で臨む研修である為、当事業所で当たり前にしている業務が、外部の目線ではどのように映ったかということも確認できる側面がある(第三者評価的な効果)。

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