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50人以上 株式会社 近畿

事例No.0362

取組内容

1 配置管理・稼働管理、2 コミュニケーション管理、3 能力開発 

○従来から使用していたエクセルシートとよく似た形式のスケジュール管理ソフトを某社に相談し、使い勝手の良い介護ソフト「訪問リーダー」を開発してもらった。

○営業エリアを10のブロックに分け、主任2名、ブロック長としてサービス提供責任者10名、その他のサービス提供責任者6名を配置。登録ヘルパーの新規採用時に、曜日毎の活動可能時間帯・収入希望額・移動手段・希望移動距離等を詳細に聞き、内容を介護ソフト(訪問リーダー)に入力することにより、事務所内全員のスタッフのパソコンから何時でもすぐに確認でき、シフト調整やヘルパーが休んだ時の代理ヘルパーの選出等に役立てている。

○ヘルパーミーティングは、登録ヘルパーが多数のため同じ内容で日時を変えて4回実施し、ほぼ全員が出席出来ている。 直行直帰のヘルパーさんの為にフリーダイヤルを設け、訪問先の状況変化の報告やヘルパーさんの悩みなど気軽に電話できる体制をとりストレス解消に役立てている。それ以外に利用者毎の担当者でカンファレンスを実施している。

取組の背景

1 配置管理・稼働管理、2 コミュニケーション管理、3 能力開発 

○常時ハローワークや福祉人材センターに求人依頼し、他の媒体へも募集広告を出して登録ヘルパーの人員確保に努めているが、応募者が少ない。

○利用者数が100名位までは、独自に作成したエクセルシートでヘルパーのスケジュール管理ができたが、それ以上の人数になるとスケジュール表作成に時間を要し、管理困難になった。既成の介護ソフトでは納得できるものがなかったため、介護ソフトの開発を依頼した。

○ヘルパーミーティングを毎月2回実施していたが、訪問とミーティング時間が重なって参加できない人が増えてきた。

取組の効果

1 配置管理・稼働管理、2 コミュニケーション管理、3 能力開発 

○「訪問リーダー」の介護ソフト導入により、利用者管理・ヘルパー管理がとてもスムーズになり、訪問時間やサービス内容・担当ヘルパー等が瞬時で確認でき、問合せにも誰でも対応できるのが大きなメリットになっている。

○ミーティング回数を増やすことによりほぼ全員が参加できるようになった。介護技術については、一人ひとりが実際に「やってみる」をモットーにしている為、参加人数の多い回(50名位)には、基本的な実習のみになってしまっている。今後は、全体のミーティング以外に10名位を対象にした介護技術研修を実施していきたい。

○ヘルパーミーティング以外の研修制度確立の必要性を痛感し、来年度に向けて準備をしているところである。ヘルパー個人の能力に見合った研修も実施し、不得意分野を無くし、ヘルパー全員のキャリアアップを目指したい。

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