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20人未満 社会福祉協議会 北陸甲信越・東海

事例No.0356

取組内容

1 コミュニケーション管理、 2 配置・移動管理、 3 賃金管理

○グループ制をとり、1グループを7名とした。

○各グループにリーダー(サービス提供責任者)を任命し、1人でやっていた事務を分担し事務量を軽減した。また、訪問先での課題、問題等を、そのグループ内で共有することにより①ヘルパーの意見を取り入れる②ヘルパーが一人で悩まない体制作り を行い話しやすい雰囲気作りを図った。

○2人体制をとることにより不安を軽減している。(特に新人)

○月に1回全員での研修を行い、その際は保険制度の説明や実技研修により質の向上を図っている。

○家庭を持つ方の研修への出席率を高めるため、研修時間について時給を支払っている。

取組の背景

1 コミュニケーション管理、 2 配置・移動管理、 3 賃金管理

○ヘルパーの増加に伴い、職員の把握や課題、悩み事を聞く時間並びにクライアントに関する情報を共有する時間が減少しがちになっていた。

○ヘルパーの声を聴く体制作りと同時に、サービス提供責任者1人への負荷量を軽減する必要があった。

○ヘルパーの不安、要望を聞く機会の設定とスキルアップを図る必要があった。ヘルパーの報告に要する時間に対し、何かしかのフォロー(手当て)をする制度の必要性を感じていた。

取組の効果

1 コミュニケーション管理、 2 配置・移動管理、 3 賃金管理

○グループ体制をとってから離職者が出て居らず、皆で考えて、支えあう体制ができた。

○サービス提供責任者1人当たりの事務等の負担が減り、課題への取り組み時間を割く余裕が出てきた。

○グループ内での少人数のディスカッションによりケースニーズについて深く理解し合えるようになった。

○記録、報告の時間に対しその件数に応じて手当てを出すことは、金額の問題ではなく、仕事の成果に報いる組織の姿勢の面から有効である。

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