雇用管理サポートシステム

事例No.336

○訪問介護の職員数(規模):20人未満 ○法人形態:その他 ○地区:九州

取組内容

1 人事制度、 2 賃金管理

○ヘルパー賃金の設定

ヘルパーの賃金は働く者にとって最も重要な事であると位置づけ、会社の利益を還元するという考えに立っての賃金設定を行っている。

○賞与の支給

年3回(介護職員処遇改善交付金が実施される前までは、年2回)登録ヘルパーにも賞与を支給している。これも利益還元の一部であり、ヘルパーのやる気を育てる一貫でもある。

取組の背景

1 人事制度、 2 賃金制度

○賃金・・・「働くこと=報酬」→「報酬=働きがいのある労働の対価」が必要と考える。

○賃金額の設定は、人材確保の観点からも大切なことである。

○ヘルパーの仕事は地味で目立たないことが多いので、働きがいのある職場づくりが必要。

取組の結果

1 人事制度、 2 賃金制度

○特に事情がある場合をのぞき退職する人が少なくなり、熟練された人材が確保されている。

○ヘルパーの入れ替わりが少ないことにより、ヘルパーに対する指導や現地研修等への投資が無くなったこと。また熟練することにより稼働が安定し経営の効率化が図れた。

○「仕事はきつい時もあるけど・・・給料日が楽しみ!」と言う話しも耳にする。ただ働くだけでなく希望を持って働いている様に思う。

○頑張ると何らかの形で還元があるからと、介護福祉士の資格取得を頑張ったヘルパーがいる。