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50人以上 株式会社 九州

事例No.0291

取組内容

1 能力開発

①OJT

○「△△式訪問介護計画書」をとおしたケアの質の「標準化」→品質管理の指導の徹底化

②自己啓発(資格取得)支援

○資格取得、資格アップへの補助制度(全額、半額、一部)

2 配置・稼動管理

③配置異動

○訪問介護のみならずデイサービス勤務の兼務(収入の拡大・安定化)

3 賃金管理

④賞与・報奨金等

○非常勤のボーナス制度(がんばっていることへの見返りがあること)

取組の背景

1 能力開発 、 2 配置・稼動管理 、 3 賃金管理

○ 平成13年の創業以来、一事業所で○○都市圏全域をカバーする体制であった。

○ 必然的に非常勤職員の大半が直行直帰の職員となった。

○ またその7割は2級ヘルパーをとったばかりの新人であった。

○ 会社への帰属意識、介護サービスへの規範意識をどう作るかが課題となった。

○ 職員構成は93%が非正規職員であり、96%が女性である(内シングルマザー14名)

○ 女性労働、主婦労働としての「103万の壁」「社会保険の扶養の範囲」という常用雇用化の壁があるなかで、これを前提とした雇用の「安全化」「持続性」(サスティナビリティー)が課題となった。

取組の効果

1 能力開発 、 2 配置・稼動管理 、 3 賃金管理

○ 非常勤からデイサービスやグループホームへの職務変更や正社員化が多数できた。

○ 非常勤職員の離職率が極めて低く、安定した雇用が実現できた。

○ 資格アップを目指すヘルパー(訪問介護員)が多く仕事の専門性と雇用において「自己実現」を目指す場となった。
  例) 2級資格をとり初めて当社で働き、介護福祉士をとり、サービス提供責任者に
  例) 他事業者で有期雇用で不当解雇され、当社で介護福祉士→ケアマネをとり、サービス提供責任者としてがんばっている職員(シングルマザー)

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