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事例No.0283
取組内容
1 能力開発
①Off-JT・・・
○介護事業における「研修」の重要性が求められる中で、定期的にヘルパー(訪問介護員)に研修の機会を設けることを当事業所としては大切と考えている。
○しかしながら、小規模事業所では事例研修を行うことくらいしか出来ない状況がある。
○よって、当事業所では、現場の第一線で活躍されている専門家の研修が受けられる「介護労働安定センター講習会」への参加を事業所開設以来、積極的に取り組んできた。
○年次計画が出る4月の段階で従業者への紹介やスケジュール調整、研修手当を出したりと参加してもらえるよう環境づくりを含め積極的に取り組んでいる。
取組の背景
1 能力開発
ア) 介護事業者としてのサービス提供における従業者のスキルアップや標準化への対応は必ず必要とされていること。
イ) 今年から始まった「介護サービス情報の公表」制度の項目の中に「従業者等の計画的な教育、研修等の実施の状況」があり、事業所の取り組み状況を客観的事実として記録し、今年より年2回の調査が始まっていること。
ウ) 訪問介護員の資格として、今後は2級ヘルパーから介護福祉士への資格向上も打ち出されたこと。
※ 以上の3点から見ても、能力開発面での向上が厳しく求められる背景がある。
取組の効果
1 能力開発
ア) 【介護サービス情報の公表】の中の「訪問介護者の研修を計画的に行っている」の項目において、定期的に参加予定が組める為、研修計画作成に非常に役立っている。
イ) 新任の訪問介護者からサービス提供責任者まで受講内容が多い事もあり、当事業所ではほとんどの従業者が今まで数回かは参加出来ており、受講希望者も毎年出ている。
ウ) 十数年の受講取り組みを経て、2級ヘルパー研修の受講から、苦手な分野を選んで受講したり、介護福祉士準備講習会へと研修の難易度を上げていき、介護福祉士の国家試験受験者も増えてきている。
エ) 以上、長年の積上げ効果として数名ずつではあるが、毎年介護福祉士も誕生している。