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50人以上 株式会社 九州

事例No.0278

取組内容

1 能力開発

①新人教育・・・

○採用後新人研修を実施し、会社概要、運営方針、今後の展望、勤務に対する姿勢、各種書類の作成方法、就業規則の説明を行う。

○訪問介護を行う際には、最初の約20時間はサービス提供責任者と同行訪問する。

②OJT・・・

ベテランヘルパーにおいても、新たなサービス利用者宅へ訪問する際には、前任のヘルパーと同行し業務を行う。

2 能力開発 、 3 コミュニケーション管理

③能力評価、④面談・・・

○半年毎の人事考課制度の導入

ア)職員自らが記入した48項目の自己評価表を社長他6名で評価し、職員個々の能力評価に活用している。

○半年毎にサービス提供責任者による個人面談の実施

ア)ヘルパー(訪問介護員)自らが記入した35項目の自己評価表を基に、サービス提供責任者が個別面談を行い、ヘルパー個人が抱える業務遂行上の様々な問題点を把握するのと同時に、個人の仕事に対する取り組み方や考え方を評価している。

取組の背景

1・2能力開発 、 3 コミュニケーション管理

○ 研修等に実施により、会社の運営方針や求められるサービスへどのように対応すべきか、また、今後の会社の進むべき方向や会社のイメージアップにはどのようなサービスを提供すべきか等を認識してもらい、職員個々の仕事に対する意識向上を図る必要性を感じていた。

○ また、評価制度の導入については、職員は、上司や会社から自分はどのように評価されているのか、上司や会社は自分のことをきちんと評価してくれているのだろうかという不安を抱えているのではないかと管理者側が感じ、職員がレベルの高い仕事を完遂するためにはきちんとした評価を管理者が行い、必要に応じて職員への指導や助言を行っていくことが必要であると判断した。

取組の効果

1・2能力開発 、 3 コミュニケーション管理

○ 会社の運営方針等を、1人1人に理解してもらうことができるようになった。

○ 職員同士の信頼関係が、これまで以上に生まれているようである。

○ 評価制度の導入や個別面談の実施により、自分がどのように評価されているのか、どのような部分を改善する必要があるのか等が明確になることで、個々の職員の職業意識の向上に繋がっている。

○ また、会社からのきちんとした評価をもらうことで、自分への自信に繋がり、仕事に対するやりがいや目標を感じる職員が増えているのと同時に、会社への不満や不安も減少し、ヘルパー間の信頼関係も増したようだ。

○ ヘルパーの流出もほとんどなくなった。

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