雇用管理サポートシステム

事例No.270

○訪問介護の職員数(規模):50人以上 ○法人形態:株式会社 ○地区:九州

取組内容

1 コミュニケーション管理
①職場環境づくり・・・

○常時、事業所をヘルパーに開放。

2 能力開発
②Off-JT・・・

○ヘルパー研修(2回/月)を定期的に行い、互いにスキルアップを行う。

3 配置・稼働管理
③配置異動・・・

ア) 訪問介護員にリーダー制を導入した。

イ) 訪問介護以外の事業所での業務を体験させる。

取組の背景

1 コミュニケーション管理
①職場環境づくり・・・

○ サービス提供責任者の日頃の仕事内容を訪問介護員に把握していただき、お互いの業務内容を知ることで、距離を縮めたい。

2 能力開発
②Off-JT・・・

○ 現場中心のサービス提供責任者・訪問介護員に対して、制度・実技を行い、互いにスキルアップを図りたい。

3 配置・稼働管理
③配置異動・・・

ア) 各訪問介護員が横のつながりを大切にすることで、閉鎖的になりがちな訪問介護員の孤独感の解消を図るため。

イ) 希望事業所への非常勤勤務・体験を通し、他事業所の内容を把握することで介護に対する見地を広げるとともに希望にあった所得を得ることが出来るよう配慮するため。

取組の効果

1 コミュニケーション管理
①職場環境づくり・・・

○お互いの環境を知ることで、以前と比較して距離が縮まり信頼関係が深まった。

2 能力開発
②Off-JT・・・

○ 担当サービス提供責任者が制度理解やスキルアップに対して、積極的に取り組む姿勢が身に付きつつある。

○ 介護福祉士等資格取得を目指し、日頃より分からないことを確認し学習するようになった。

3 配置・稼働管理
③配置異動・・・

ア) 積極的な発言・行動が目立つようになり、事業所の活性化につながっている。

イ) ○他事業所での経験をフィードバックし、より良い介護の提案を図れるようになった。

   ○勤務時間増に伴う収入増加により、賃金確保の促進につながっている。