取組内容
1 賃金管理
①賞与・報奨金等
○ 賞与支給額に能力給を付け支給している。
○入社時に、正社員、非常勤職には賞与は無いとして採用しているが、会社の業績によって支給する場合もある。
・17年3月 赤字決算により支給せず。
・18年3月 黒字決算により支給する。
・19年3月 黒字決算予定により、支給予定。
◇支給実績と予定。
・正社員 年2回(12月、3月) ・非常勤(3月)
②基本給
○時間給は経験年数に問わず、同一報酬にて支給している。理由として経験の長短に係わらずミス・失敗等の苦情は同種が多く、一概に格差を付け難いため同一額の時給としている。
○しかし、介護度が高かったり、気難しい顧客対応等を評価し貢献度の高いヘルパーには、上記①賞与(能力給)にて格差を付けて、働く意欲を高揚している。
2 コミュニケーション管理
③情報共有・ミーティング
○社員全体定期会議(毎月1回、全員参加)にて毎回、会社が目指すものを、はっきり言っている。
○また、自分達が稼いだ売り上げ、お金の使途,今後の計画、企画等について会議にて伝えている。(業績情報の開示)
○社長は社員からの要望事項等があれば誠意を持って対応して、相手が納得するまで対応している(例えば、車の購入、社会保険への加入、手当てのアップ、等)。
○重要な事については、必ず書面にて交わしている。(例えば、雇用通知・雇用条件・就業規則等の開示)
取組の効果
1 賃金管理 、2 コミュニケーション管理
○ 賞与の支給により、労働意欲が高まっている。
○ 社員全体定期会議の開催により、社員同士の交流が深まっている。管理者・リーダー・事務員からの情報収集や積極的な声掛けが行われている。
※ 上記等の取組により、働き甲斐を得て、職員やヘルパー等の定着が良くなり、事業拡大が図れた。
- ●この事例が当てはまる分野●
- 賃金管理 ― 基本給
- コミュニケーション管理 ― 情報共有・ミーティング
- 賃金管理 ― 賞与・報奨金・退職金