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50人以上 有限会社 中国・四国

事例No.0253

取組内容

1 募集・採用 、 2 能力開発

①採用方法、②新人教育・・・

○登録希望者については、まず、事前に現場同行させ、介護現場を見せると共に、調理や補助業務をさせてみる。その中で雰囲気を理解させ、本人の適性や能力等を見極める。

○登録後は、最低3回(見るだけ・半分以上自分でやらせ・全て自分でやらせる)は、その現場のベテランの同行の下に体験させ独り立ちできることを確認してから、派遣する。

3 能力開発

③Off-JT・・・

○不得手な分野や指導訓練を必要とするヘルパーについては、その後も必要と認める都度事業所内施設・設備等を利用して実習・訓練(介護技術は勿論、調理などについても)の機会を設けている。

④自己啓発(資格取得)支援・・・

○その他、資格取得等のための講習会受講経費(ガイドヘルパー・ヘルパー1級・介護福祉士・ケアマネなど)については経費の1/2(上限有り)を会社負担としている。

4 コミュニケーション管理

⑤情報共有・ミーティング、⑥連絡手段・・・

○直行直帰を補完する為、携帯メールによる始業・就業の連絡の義務付けや情報共有のため、利用者の状態や引継ぎ事項等を会社負担により電話連絡させている。

5 配置・稼働管理

⑦稼働(シフト)管理・・・

○スケジュール管理等についてはパソコンを活用し、一週間単位で作成し、全ヘルパーに送信・周知している。

○勤務の割振りについては、2週間前に本人都合(地域・家庭・学校行事等)を聴き、可能な限り希望を優先している。

取組の背景

3能力開発 、 4 コミュニケーション管理

○ 登録ヘルパーの職員全体に占める割合が高く、訪問介護中心の事業を行っていることから、ヘルパーのほとんどが自宅と利用社宅を直行直帰するケースが多い。

○ そのため、事業所への出勤の機会が比較的少なくならざるを得ない状況がある。

○ そこで、職員間の情報交換・コミュニケーションや研修・スキルアップなどについては工夫が必要となる。

取組の効果

1 募集・採用 、 2・3 能力開発 、 5 配置・稼働管理

○ ヘルパーの登録前の現場体験や、登録後の同行訪問指導、更には、その後繰り返し行うきめ細かな指導助言等により、ミスマッチの発生を最小限にとどめることができた。

○ また、ヘルパーのレベルアップが図られ、自信にもつながり、2週間前に休暇(勤務割振りによる)希望を出せることなどもあいまってヘルパーの定着率の向上が期待できる。

○ また、講習等経費の助成制度で学習意欲の向上が図られ、レベルアップにつながる。

5 配置・稼働管理

○ メールの活用により、雇用管理を的確に行うと共に、利用者宅訪問漏れ等のミスやトラブルが防止できる。

4 コミュニケーション管理

○ 電話連絡による利用者の状態の報告や引継ぎを行うことによって、ヘルパー間の情報共有が図られ、一貫した介護サービスの提供に結びつけることができる。

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